海外サッカーを楽しむポイント
知れば知るほど魅力を感じる

イギリスから海外に広まったサッカーの歴史

サッカーの起源については諸説ありますが、有力なものとしては、紀元前の中国の蹴鞠、どちらも8世紀頃に始まったというイタリアの古式サッカー・カルチョやイングランドの祭りなどでおこなわれたモブフットボールなどが挙げられます。

近代サッカーの歴史は、1863年にロンドンにフットボールアソシエーションが設立されたことで始まったとされています。それまで、統一されたルールもないまま、学生スポーツなどとして栄えていたものに共通のルールが作られ、またたく間にイングランド全域に広がっていきます。1871年には最古のトーナメント戦であり、現在も続いているFAカップが開催されています。船旅が盛んであった時期と重なり、この統一されたルールのサッカーはヨーロッパをはじめ、海外の各国に広まっていき、各地に存在したボールを蹴るゲームの多くがこのルールでおこなわれるようになりました。

1904年には、オランダ、スイス、スウェーデン、デンマーク、ベルギー、フランスなどによって、FIFAが設立され、世界選手権が開催されるなど、本格的に世界的なスポーツへと発展していきます。現在は200以上の国や地域が加盟し、サッカーを楽しむと同時に、スポーツを通じた国際交流などで貢献をしています。

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