海外サッカーを楽しむポイント
知れば知るほど魅力を感じる

海外のサポーターのサッカー

サポーター

海外のサポーターのサッカーの見方は、国によって全然違います。まずはイングランドのプレミアリーグの場合、サッカー発祥の地として有名なイングランドのサポーターは、試合に集中して観戦をしています。一つ一つのプレーをしっかりと見ていて、不甲斐ないプレーや、弱気なプレーにはブーイングをします。また、自分のサポートするチームから、ライバルチームに移籍してしまった選手などにも強烈なブーイングをします。

しかし、ブーイングばかりではなく、素晴らしいプレー、闘志溢れるプレーには賞賛の拍手が送られます。イングランドのサポーターは目が肥えていて、サッカーのことを良く知っている人が多いです。

リーガエスパニョーラ、セリエAなどはのんびりと試合を見ている人が多いです。しかし、セリエAは発炎筒が投げ込まれたりすることが多く、荒れる試合も多いです。ドイツのブンデスリーガはチームや選手のチャントを大合唱していて、Jリーグと似た雰囲気です。

海外サッカー 南米

南米

海外のサッカーを見てみると、特にレベルが高いのはヨーロッパ、そして南米になります。ヨーロッパのレベルが高いのはほとんどの人が知っていると思うのですが、南米のレベルも非常に高いのです。南米のサッカーは組織力よりも個人の能力を前面に出した戦い方で、テクニックの部分もヨーロッパとは少し違ったテクニックを持っています。

例えば、タッチライン際で、2~3人に寄せられた場合、普通は近くの味方にボールを戻したりするものですが、ブラジルやアルゼンチン、コロンビアなどの選手は、この状態からでも強引に突破を試みることが少なくないです。スピードに自信がある選手ならばボールを大きく蹴りだして強引に突破をします。また、フォールのもらい方も上手いです。

いわゆるマリーシアという技術で、審判にファールを受けているように見せる技術です。この技術はあまり良い技術とは言えないのですが、苛酷な環境で生まれ育ち、サッカーで成り上がろうとする選手達が身に着けた勝つための技術なのです。